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企業(組織)の目的

企業(組織)の目的

企業(組織)の使命と目的を定義するとき、出発点は一つしかない。「顧客」である。顧客を満足させることが、企業の使命であり目的である。

我々の事業は何かとの問いに、企業を外部すなわち「顧客と市場」の観点から見て、はじめて答えることができる。 企業の目的は企業の外にある。企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。

目的の定義は一つしかない。それは「顧客を創造すること」。顧客を創造するだけでは不十分、同時に「顧客を維持」しなければならない。

企業とは何かを決めるのは顧客である。なぜなら顧客だけが、商品やサービスに対する支払いの意志を持ち、経済資源を富に、モノを財貨に変えるから。

顧客が価値を認め購入するものは商品やサービスそのものではない。商品やサービスが提供するもの、すなわち効用である。

企業の目的である顧客の創造は、2つの機能『マーケティング』と『イノベーション』だけが成果をもたらす。

組織の存在意義

企業をはじめとするあらゆる組織が社会の機関である。組織が存在するのは組織自身のためではない。

それぞれ社会的な課題を担う社会のための機関である。

生き物のように、自らの生存そのものを至上の目的とすることはできない。

組織の目的は社会に対する貢献である。その活動の評価測定は、生き物とは違い自らの外部、市場にある。

自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためである。

組織とは、目的ではなく手段である。

組織の基本とするテーマ

社会、経済、コミュニティの中心は、技術でも、情報でも、生産性でもなく、『成果を上げるための社会的機関』としての組織である。

この組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関がマネジメント。成果と仕事に関わること全てに責任をもつ。

マネジメントについて(マネジメントとは)

マネジメントの目的と動機は組織に成果をあげさせること。

マネジメントの3つの役割

マネジメントには、自らの組織をして機能させ、社会に貢献させるうえで3つの役割がある。

自らの組織に特有の使命を果たす。
仕事を通じて働く人たちを生かす。
自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題に貢献する。

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